Profile

包 隆穂

医療法人社団花園歯科
院長

1993年 日本歯科大学臨床研修
1994年 日本歯科大学歯学部 高齢者歯科学講座研究生
1994年 東邦大学医学部麻酔科学第二講座研究生
1995-1996年 千代田区 田中ビル歯科クリニック勤務
1996-1997年 宮崎愛和病院歯科医長
1997-1998年 熱川温泉病院勤務
1998-1999年 横浜市 アルファ歯科 開設
2002年 日本歯科大学高齢者研究生 修了
2002-2005年 浜松医科大学心療内科登録歯科医師
2004-2011年 神奈川歯科大学研究生
2005年 第11回日本実存療法学会 大会長
2006年 東邦大学医学部麻酔科客員講師
2006年 花園歯科新潟駅前診療所 開設
2010年 神奈川歯科大学 博士号取得 乙第444号

現在の仕事についた経緯

高校生のとき、友人の一言がきっかけで「医療」の道を意識しました。当時は、どんな仕事が向いているかわからず漠然と悩んでいましたが、「誰かの役に立ちたい」という気持ちは強く持っていました。
人と深く関わる歯科医療が、患者さんの「食べる」「話す」「笑う」といった当たり前の日常を守る仕事だと知ったとき、この道に進む決意が固まりました。
この仕事を通じて、患者さん一人ひとりの人生に安心や快適さを届けたい、そんな思いで今も仕事を続けています。

仕事へのこだわり

歯科医師として働き始めた頃は、技術や知識の習得に必死でした。しかし、多くの患者さんやスタッフと出会う中で、ただ治療をするだけでは不十分だと気づかされました。大切なのは、患者さんの人生に寄り添うこと、そしてチームとして良い医療を提供することだと考えるようになりました。

患者さんとの関係性においては、短期的な治療にとどまらず、10年、20年先も健康でいられるように、長期的な視点でのサポートを心がけています。そのために、患者さんの話をよく聞き、納得した上で治療方針を決めることを徹底しています。また、「歯医者は怖い」というイメージを払拭するため、リラックスできる雰囲気づくりにも力を入れています。

スタッフとの関係性も同じく重要です。良い診療は、スタッフが安心して働ける環境があってこそ生まれると信じています。一人ひとりがやりがいを感じ、強みを発揮できるチームづくりを大切にしています。

新人時代から多くの経験を積み、横浜と新潟で2度の開業を経験しましたが、常に患者さんの人生や習慣に寄り添う医療を追求し、良いチームで質の高い診療を提供することにこだわり続けています。それが、私自身の歯科医師としてのスタイルになったのだと感じています。

そう思えるようになった
きっかけ

若い頃は、この仕事が本当に天職なのか確信を持てない時期もありました。しかし、40歳を迎えた頃、ようやく「一生、歯科医師として生きていく」という覚悟が固まりました。そのきっかけは、技術的な自信や開業経験から得たものではなく、日々の診療の中で「この患者さんには自分が必要とされている」と感じる瞬間の積み重ねでした。

歯科医師としての仕事には終わりがなく、深く探求し続けることができます。患者さんとの信頼関係が深まるにつれて、私はこの仕事に自然と“定着”していったのだと思います。患者さんの人生を応援し、長く安心できる関係性を築くことこそが、自分の使命だと気づかされました。

この仕事は、単に歯を治すだけでなく、その人の人生を豊かにする手助けができる素晴らしい仕事です。このことに気づいてからは、迷いがなくなり、地域に必要とされる歯科医師として、自分の人生を使いきる覚悟で医療に向き合えるようになりました。

今後の目標

40歳で覚悟が固まってから十数年、これからも歯科医師として、人として誠実に歩み続けたいと思っています。今後は、ただ経験を重ねるだけでなく、今の自分だからこそできることを形にしていきたいです。

具体的には、患者さんにとって「かかりつけの歯医者さん」として信頼感をさらに高めること、若いスタッフが誇りを持って働ける職場環境づくりを進めること、そして、患者さんが「この医院があってよかった」と思えるような安心と継続の医療を提供していくことです。

これからの時間は、単に治療をするだけでなく、“次の世代にバトンを渡す準備”の時間でもあると感じています。これまでの経験を活かし、未来につながる医療を築き、若い世代にその思いを伝えていくことが、私の今後の大きな目標です。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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