私は、幼少期から野球に打ち込み、怪我を通じて整形外科に関心を持ちました。
大学病院では手術技術を学び、さらに横浜市スポーツ医科学センターではリハビリの力を実感しました。しかし、大学病院の非効率な診療体制に限界を感じ、理想の医療を提供できる環境を作りたいと考えるようになりました。
それから、フリーランスクリニックで診療の在り方、自由診療の可能性を学んで経験を積み、2020年5月に六本木整形外科・内科クリニックを開院しました。
前田真吾
医療法人社団真聖会
六本木整形外科・内科クリニック
院長
聖マリアンナ医科大学 医学部卒業。2018年より大串整形外科、赤坂整形外科クリニック、東京ひざ関節症クリニック銀座院の勤務を経て、2020年に六本木整形外科・内科クリニックを開院。2022年、医療法人社団真聖会の理事長となる。2023年、豊洲整形外科リハビリクリニックを開院。2025年5月に東新宿整形外科リハビリクリニック、西新宿整形外科リハビリクリニックを開院予定。医療法人社団真聖会として都内4院展開。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
私たちは「都心の整形外科難民ゼロへ」というVissonを掲げています。都心部には整形外科医療を必要としながらも、待ち時間が長い、土日診療がない、予約が取れない、仕事終わりの時間には閉まっているなどの要因で通院が難しい方々が多く存在しています。私たちはこういった方々を「整形外科難民」と呼び、受診しにくい現状を改善したいと考えています。
また、都会の整形外科クリニックでは、運動器リハビリテーションがおこなわれていないことも多いです。リハビリ施設には広いスペースが必要ですが、都心でその条件を満たすことは非常に難しいのです。私たちのクリニックは、そのようなニーズに応えるため、アクセスの良い立地でリハビリを受けられる環境を整えています。
“クリニックが存在する”ということ自体が地域の患者様へ安心感を与えられるポイントだと考えています。医療・治療のセオリーも大事ですが、医療はサービス業の一種ですので、患者様のニーズに応えるということが一番重要です。患者様がどんな人で何を求めているのかを理解し、良い事をする。この考え方を常に頭の片隅に置いて、ホスピタリティと共に診療をしています。そして、来ていただいた患者様に満足していただけるよう尽力しています。
そう思えるようになった
きっかけ
自身もスタッフにも大きなやりがいになったと同時に、都心部のインフラが整っていない現実も目の当たりにしました。 そんな思いを形にすべく豊洲への分院展開を決断しました。同時にスタッフの物心両面の幸福を実現したいという思いも強まりました。
物の面では、努力しているスタッフにしっかりとした待遇を提供し、意欲的な人材には給与を引き上げるなど充実した環境を整えています。心の面(やりがい)では、勤務するコメディカルの業務幅を大きく広げ、それぞれに主体的に多方面の役割を担ってもらうことで、やりがいと成長を実感できる職場づくりを進めています。
今後の目標
分院展開により、雇用を生み、高水準の給与を支給して、物心両面の幸福の実現を行います。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。