Profile

船橋洋一

船橋歯科医院
院長

大阪歯科大学歯学部卒業。
卒業後大阪、兵庫の歯科医院にて勤務。
2019年に船橋歯科医院の院長となり、現在に至る。
座右の銘は「恕」。人の身の上や心情についての察し。同情すること。またその気持ちという意味。

現在の仕事についた経緯

1962年に先代、船橋達天が開設した歯科医院を継承し、2007年から地域密着型歯科医院の院長として就任しました。
その後数年かけて診療内容を見直し、多数の先進医療機器を導入すると同時に地道な技術力の底上げ、先進医療の導入と開発を行って参りました。
その結果、現在では全国各地から非常に多くの方に選んで来院していただける歯科医院へと成長を遂げています。
特に当院を主軸にした「スーパーエナメル」という可及的に歯を削らない極薄セラミックベニア治療は非常に多くの方に高く評価していただいており、現在全国の加盟歯科医院が40軒に増え、インビザライン等の見えないマウスピース矯正やセレック治療、インプラント治療などとも連携した総合的な歯科診療で高く評価されるようになっています。
昨今は若手歯科医師のサポート事業も開始し、全国の歯科医院へ技術指導に行く機会も増えてきています。院内でも若手歯科医や学生さんが研鑽に来られるようになり、その指導やよき相談役として多忙な毎日を送っております。

仕事へのこだわり

新人時代に先輩方から教えていただいた事が今の自分達の歯科医師人生の支えとなっており、新人時代の大切さを実感しています。
若い頃は休みもなくガムシャラに研鑽を積み続ける事がとても大切ですが、今の時代には合わなくなりましたから、若い歯科医達には充分な休息日をとっていただきながら指導させていただいております。
医療の進化はとても速いですが、歯の解剖学的な形態に大きな変化はありませんから、基礎を大切にし、技工も実際に経験しながらできる事を徐々に広げていくように指導しています。
日々の臨床経験一つ一つが無駄なく自分の将来の糧として活きていきますので、患者さんお一人お一人の状態に寄り添いながら自己研鑽を繰り返していく事が大切です。
30年以上歯科医師として臨床に携わっていますが、毎年新しい材料や革新的技術と出会い続けて来ました。
時代の変化に遅れる事なく、頼って来てくださる患者さんの、より良い治療やお手入れにつながっていくように努力し続けています。

そう思えるように
なったきっかけ

海外に研鑽に行く機会があれば可及的にトライしてみる事が効率的だと考えています。
当院を遠方からわざわざ選択して来てくださる方々は、私達が海外に行き率先して学んできた他ではなかなか受ける事ができない治療法の数々を期待して来院されています。
新たに学んできた治療法や、新規導入した医療機器の数々を実際に使いこなして臨床で良い結果に繋げていく為には、スタッフの強いチーム力も欠かせません。幸いにもスタッフに恵まれてきた事も、追記しておきたいと思います。

今後の目標

より良い歯科医療をご提供できるようにこれからも一丸になって頑張りたいと思います。
先代から事業を引き継いだように次の世代に上手くバトンを渡していく事も、今まで慕って来院してくださった多くの方のご期待に長く添える事に繋がっていくと考えますので、指導にも力を入れていきたいと思っています。
また、スーパーエナメルという革新的なMI審美歯科治療の普及にも貢献したいと思っています。この度、本が出版され良い記念になりました。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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