私の家系は医者一家でもなく、自分がまさか医師になるなんて想像もしていませんでした。
きっかけになったのは、高校生の時に祖母が亡くなったことでしょうか。身近な人が苦しい思いをしたり、家族が苦しんだり、そんな経験をしてから医師という職業に就き、患者さんやご家族のために力を尽くしたいと強く意識しました。
泌尿器科については、今でも理由はわからないのですが、大学時代の臨床実習の際、泌尿器科の教授に「君は、泌尿器科向きだね」と言われたのです。
その頃から興味を持つようになり、診断してから治療、その後の経過観察まで、一人の医師が担当する泌尿器科に魅力を感じました。
最初から最後まで患者さんを診られるという部分と私の性格が合っていたようです。
Profile
東浩司
医療法人佑来会 あずま泌尿器科クリニック
理事長/院長
愛媛大学医学部卒業。四国がんセンター、宇和島市立病院、済生会松山病院に勤務し泌尿器科部長、透析センター長を務める。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
医師になった時から変わらず、心に留めていることがあります。
それは、“病気を診るのではなく、患者さんを診る”ということです。
患者さんと長く付き合っていると、日常生活で気になることを相談されることもありますが、私なりのアドバイスを伝えています。
患者さんとのコミュニケーションを大切に、会話で気になったことはカルテにメモし、次にお会いした時はその後の状況を確認することもあります。何気ない会話から生まれる信頼関係を築くようにしています。
そう思えるように
なったきっかけ
もともと患者さんと話すことが好きで、一対一でのんびりと向き合えることで双方に生まれる信頼関係や和やかな雰囲気を実感できるというところに充実感を感じています。
病気があったとしても、住み慣れた自宅や環境の中で過ごせることで、患者さんが安心して治療を受けられ、心から喜んでもらえたら私も嬉しく、医師としてやりがいを感じます。
病気があったとしても、住み慣れた自宅や環境の中で過ごせることで、患者さんが安心して治療を受けられ、心から喜んでもらえたら私も嬉しく、医師としてやりがいを感じます。
今後の目標
「先生に出会えて良かった」と笑顔になってもらえるように、これからも今までと変わらず、私らしく患者さん一人ひとりに向き合っていきたいと思っています。
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