Profile

打出啓二

医療法人下地診療所
理事長

1996年、大阪市立大学医学部卒業。卒業後、大阪大学第二外科に入局。大阪大学医学部付属病院にて1年間研修後、市立川西病院、那智勝浦町立温泉病院、大阪大学医学部付属病院で計9年間勤務(消化器外科)。その間に大阪大学大学院病態制御外科の研究生として研鑽を積み、博士号を取得(医学博士)。
2005年に医療法人中部徳洲会 宮古島徳洲会病院(外科医長)に就職し、2007年に医療法人中部徳洲会 与勝あやはしクリニックの院長を務める。2008年に下地診療所を開設し、2017年に法人化。医療法人下地診療所の理事長に就任し現在に至る。

現在の仕事についた経緯

もともと地域医療がしたくて医師となりました。
医局の人事で、宮古島の老人病院(宮古島リハビリ温泉病院)に半年間の派遣があり、それがきっかけで、将来宮古島に住んで開業しようと思い、準備をすすめて開業に至りました。

仕事へのこだわり

常に患者様に寄り添った医療を提供すべく、日々研鑽を積み、医師としての技術はもちろんのこと、人間として成長できるように心掛け、仕事に励んでいます。
仕事をするうえで大切にしていることは、多職種との連携です。特に同じ職場内ではコミュニケーションを密にとり、患者様にとってベストな選択が常に出来るように心がけています。

そう思えるようになった
きっかけ

特にきっかけはないのですが、世の中には様々な医者がいる中で、人として駄目な医者や、患者様やコメディカルに対して横柄な態度をする医者を少なからずみてきたので、反面教師として学んだところがあったと思います。

今後の目標

当院の医師の数を増やし、もう少し余裕を持って診療がしたいと思っています。JICA国際緊急援助隊医療チームの隊員として、中国四川大地震で派遣された経験や、日本医師会災害医療チームとして、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震の被災地へ派遣された経験もありますので、今後もライフワークである災害医療や被災地支援などに積極的に参加したいと思っています。
また、遠隔診療など医療分野でもIT化が進む中で、あえて対面診療にこだわっていきたいと思っています。コロナ渦を経験し、やはり人と人との触れ合いは大切なものであると実感したので、オンライン診療が従来の対面診療にとってかわれるとは到底思えません。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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