Profile

鈴木聡

医療法人緑幸会 登戸グリーン歯科・矯正歯科
理事長

広島大学歯学部卒業。卒業後神奈川を中心とした厚誠会歯科で医局長、町田分院長を経て、4年後に登戸にグリーン歯科を開業。医療法人緑幸会開設後に隣にクローバー歯科、令和4年年7月に桜新町グリーン歯科を開設し、現在に至る。

現在の仕事に
ついた経緯

祖父や叔父が歯科医師でした。三重県の小さな町の唯一の歯科医院でした。
小学生の頃から、夏休みの度に祖父の所に帰省して、過ごしていました。

父は電力会社に勤務していましたが、無口なため何をやっているかあまりわかりませんでしたが、祖父らは分かりやすく世の中に役に立っている仕事に感じ、できたら自分の手に職をつけたい気持ちもあったため歯学部を目指す決心をしました。

仕事へのこだわり

新人の頃から、専門医より町の歯科医師になりたいと思っていました。
患者さんに寄り添いながら、何でも相談できる、何でもできる歯科医師を目指していました。ですから、まずは3年間でインプラント、コーヌス義歯、矯正歯科をできるようになろうと目標を立てました。
インプラントやコーヌス義歯は勤務した歯科法人の中でも最も早く取り組みました。やってみたら保険治療の延長線上にあったのです。
それに対して、矯正歯科は難儀しました。
その当時は、他の歯科治療とは全く違っている気がして、途中で挫折したセミナーコースもありました。ただ、やっていくと少しづつ理解して、できるようになってきました。
インプラントと矯正、両方出来る歯科医師は1%もいません。
当院のやっている非抜歯矯正も矯正全体の中でも1%もうないので、かなり稀な歯科医院だと思います。

そう思えるように
なったきっかけ

ITIスペシャリストの資格も取りました。インプラントの認定医です。
このインプラントのメンバーは歯科医師の中でもかなり熱心な歯科医師が揃っています。ただ、そこでも非抜歯矯正は稀な存在です。
非抜歯矯正は神奈川歯科の矯正歯科の卒後研修で佐藤教授に学びました。母校の広島大学を始めとして、どこの大学でも教えていません。神奈川歯科大は残念ながら日本の歯科会では、軽んじられています。また佐藤教授が退官された後は、他の大学と同じ抜歯矯正がスタンダードになってしまいました。
もう、大学で教えられる歯科医師はいません。
私もこの矯正法を伝えるために、まずは勤務している15名の歯科医師に伝えているところです。

今後の目標

私も58歳になりました。まだまだ現役でバリバリ仕事場をしていますが、いずれ引退の日がくるでしょう。
その時までに、非抜歯矯正を始めとした総合的歯科治療をできる、何でもできる歯科医師をもっと育てていきたいと考えています。
また、緑幸会に通う多くの患者様やそこで勤務するスタッフの雇用のためにも盤石な組織運営のために幹部育成に努めていきます。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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