Profile

杉崎聰一

医療法人社団健生会
杉崎クリニック

院長

2003年、帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部付属病院で2年研修。日立総合病院、瀬戸病院で勤務後、帝京大学医学部付属病院助手となる。浅間総合病院に勤務の後、杉崎クリニック院長となる。日本産婦人科学会所属。母体保護指定医。

現在の仕事についた経緯

患者さんの治療や医療啓蒙のために医師を目指しました。
主に臨床医療を中心に各地域(東京、茨城、埼玉、長野、千葉)の医療に貢献し、医師として修業後、父親のクリニックを継承しました。

仕事へのこだわり

産婦人科医として臨床修業に励みました。
新人時代から患者さんの病気に対する心配や不安を機敏に感じ取り、できるだけ寄り添う姿勢を貫くようにしており、病気の治療だけでなく、治療後のアフターケアや病気にならないための予防医療にも力を入れています。
また、お産以外にも女性特有の病気を全般的に網羅し、女性全年齢層に対しての医療を行っています。小児については一般診療や女児の初潮の相談、若年層には子宮頸癌検診の啓蒙、HPVワクチンの啓蒙、生理痛やPMS、性病の検査、治療など、結婚適齢期の女性には子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣嚢腫の検査、治療、一般不妊治療、壮年期には更年期障害に対する検査、治療など、老年期には癌の検診や子宮脱、ホルモン低下による骨粗しょう症や萎縮性膣炎の治療を行っています。
女性は羞恥心から病院を受診することに抵抗感を持つ人もいます。当院はプライベート重視で一人一人丁寧に話を伺い、異常や正常についてわかりやすく説明します。また病院を訪れていただければ、婦人科特有の病気にならないための予防医療や啓蒙も行います。セカンドオピニオンや相談だけの患者さんにも対応いたします。
必ず現状をわかりやすく説明し、安心していただくことにこだわりを持っております。

そう思えるようになった
きっかけ

女性診療をしている上で時代とともに女性の病気も変化していることに気がつきます。
現在は女性の社会進出に伴い、お産の晩婚化、生理トラブル、婦人科特有の病気の増加が認められます。
地域医療や女性の暮らしやすい生活のためにも、病気の検査、治療だけでなく、予防医療にも力を入れています。
女性がいきいきと生活でき、充実した人生を送るために、自ら女性特有の病気に対して理解を深めて貰い、そのサポートをすることで地域医療に貢献できればと思っております。

今後の目標

子宮頸癌の検診の受診率は日本ではまだ4割程度ですが、欧米では9割程度が受診しています。またHPVワクチンも日本は欧米に比べて接種率が低い傾向にあります。
羞恥心から婦人科特有の病気の進行を許してしまう患者さんもいます。自分にとっての当たり前が、一般には当たり前では無い場合もあります。
少しでも心配なら病院を受診していただき、患者さんのお役に立てればと思っております。
地域医療に貢献し、女性が安心して生活できる環境を提示することがこれからの目標です。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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