Profile

清水導臣

清水医院
院長

近畿大学医学部を卒業し、初期研修を同附属病院にて終了。その後、大阪府内の病院4病院、京都市の病院1病院で約10年間救急医療に携わる。2021年に清水医院の院長として継承赴任し、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

元々は救急医療を継続する予定でした。しかし昨今の高齢化社会でたくさんの患者様と接していく中で、治療するのは医師の仕事であるのは当然ですが、治療経過で選択肢を提示し、各患者様がベストな選択が出来るようにサポートするのも医師の仕事であることに気付かされました。
それを実現するのは、やはり身近に普段から接するかかりつけ医がベストであると考えるようになり、父親が経営する医院に入ることを決意しました。

仕事へのこだわり

まずは、職場環境は楽しくを心掛けています。どんな仕事も楽なものはないと思います。その中で、いかにモチベーション高く、活気のある職場にし、ストレスを最小限にするかが大切で、それが医療現場で患者様に(良い方向に)還元出来る方法だと思います。
次に、患者様の声に耳を向けることです。これは当たり前のことと思いがちですが、忙しい中で誰しも容易に出来ることではないと思います。なので、個々が気を配るのはもちろんですが、個人で出来るところは限られていると思いますので、チームでそれをカバーすることが出来るような環境作りやシステム作りが大切かと思います。
最後に、医者と患者様が対等な立場で接することです。これは、医者が上でも患者様が上でもなく対等にコミュニケーションを取るようにならないと、同じ方向を向いて治療ができないと思うからです。

そう思えるようになった
きっかけ

救急医療をしていると、緊急の状態で治療する機会がやはり多く、その時に患者様ならびに家族が落ち着いて判断することは非常に難しいです。
それが以前から認識出来ていると、準備が出来ることもあるという場面も少なくありません。
そういった話は普段からのコミュニケーションによりカバーできることも多いにあると感じます。むしろ、医者にはそれが一番大切なことであると、医療活動を続けてきて感じます。

今後の目標

医療は高齢者だけでなく、もちろん若年者にも提供されます。そのため、各世代での悩みはあると思います。それが体の悩みであれば、医療の手を差し伸べることで改善でき、QOLはいい方向に向かうと思います。
そういった理由から、全ての世代のQOL向上に寄与出来ればと考えております。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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