Profile

境修平

医療法人三香会
なのはな耳鼻咽喉科

理事長

筑波大学医学専門学群卒業。卒業後、筑波大学附属病院、茨城県立中央病院、日立製作所水戸総合病院、独立病院機構水戸医療センターにて耳鼻咽喉科医として勤務。
2019年4月、水戸市東野町になのはな耳鼻咽喉科を設立し、院長となる。漢方スクエアにて「めまいの漢方治療」「アレルギー性鼻炎の漢方治療」など投稿多数。

現在の仕事に
ついた経緯

医学部に入った時点で耳鼻咽喉科医になることはほぼ決めていました。というのも自分自身が小学生のころ耳鼻咽喉科に通っていたからです。慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)で通院し、最終的には当時目新しかった内視鏡下副鼻腔手術を受けています。
大学のときに研修で色々な科を回りましたが、最終的には初志貫徹で耳鼻咽喉科に入局しました。

仕事へのこだわり

とにかく一人一人の患者さんに全力でぶつかることです。
それが勢い余ってしまうことも当然ありましたが、経験とともにそれは少なくなってきました。モットーである「ちゃんと診察、ちゃんと診療」は研修医のころから培われたモノだと思います。
あとは患者さんとよく話すこと。「とりあえずお薬出しておきますね。」ということはせず、「あなたの検査結果は○○です。病名は○○だから、こういう処方をします。」と説明します。診断がつかないときも、正直に言うようにしています。その場合、可能性のある病名を説明し、そちらに準じた形で治療を勧めていきます。

もう一つは極力「患者さんを待たせないこと」です。
「病院は待つもの」というイメージがどうしてもありますが、数分の診察のために何時間も待つのはいいことではありません。自分だったら嫌です(笑)。そのために当院では時間予約と順番予約のハイブリッド型の予約システムを導入したり、ネットができないご高齢の方のためにネット予約以外の受付時間を設けたりしています。
また当院は年間220件の鼻のレーザー治療を行っておりますが、通常ですと受診して手術日程の予約をして後日手術という流れになりますが、当院では時間制限こそありますが即日レーザーを施行しております。そのため初診の患者さんでも「レーザーお願いします」と遠方から来てもらえるようになりました。

そう思えるように
なったきっかけ

自分が患者だったらどうしてほしいか?というのが原点です。
病気をして病院に行くのは何かしら不安要素があるからです。その不安をできる限り取り除くことが医師としての使命だと思っています。
医師も全知全能の神ではないので、できないこと、わからないことは当然あります。それをごまかされると患者さん側が不安になると考えています。

今後の目標

一般の耳鼻咽喉科としてだけでなく、漢方薬も併用した新たな耳鼻咽喉科医としてのスタイルを確立し、「他の病院では駄目だったけど、なのはな耳鼻咽喉科に来たら治りました。」という患者さんを一人でも増やしたいです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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