Profile

大漉祐己

おおすきクリニック
院長

2011年3月 鹿児島大学卒業。
2011年4月~2013年3月 協立総合病院 研修医。
2013年4月~2015年3月 藤田保健衛生大学救急総合内科 助手。
2015年4月~2017年3月 藤田保健衛生大学救急総合内科 助教。
2017年4月~2018年3月 名古屋記念病院救急科 外来医長。最優秀指導医賞を受賞。
2018年4月~2021年9月 藤田保健衛生大学救急総合内科学 助教 ※2018年10月藤田医科大学名称変更。
2021年10月~ 一宮市立市民病院救急科(小児も含む)医長を務める。
2023年におおすきクリニックを開業、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

診療科を選んだ経緯ということで回答すると、全ての病気を診たい、という気持ちからです。最終的にクリニックを開院するにあたり、その思いをさらに強くしました。
どんな症状、病気でも相談にのれる、「かかりつけ医」「町医者」というものを目指したいです。

仕事へのこだわり

患者様第一ということをモットーにしています。
収入や、費やす時間などは二の次です。よく採算度外視、なんて言葉をスーパーや家電量販店で目にしますが、医療でも同じことが言えるとは開業するまで知りませんでした。
もちろんその意味は小売店とは違いますが、具体的には時間をかけて問診をとる、身体所見をとる、必要な検査を選別する、安定していれば処方間隔を延ばす、などです。
真面目にやればやるほど、診られる患者様の数は限られ、定期受診の間隔を延ばすことでさらに数が減り、儲からない職業なのだ、ということが実感できました笑。
一方で患者様には喜んでもらえている印象です。お金に代えられないものをいただいて、このスタイルを貫いていければと思っています。

そう思えるように
なったきっかけ

開業という世界に踏み込んで、いかに医療という世界が特殊なのかを実感しました。
患者様のために変えられることはたくさんあり、それに気付いている医師も多いと思いますが、変革しようと努力する人は一握りかと思います。
残念ながら今の医療は患者様本位ではない、というのが正直な感想で、自身のクリニックの中だけでもそれを変えられれば、という思いでいます。
そのような医療を続けることで、共感してもらえる医師が少しでも増えて、全国に大きなうねりを作りだすことができれば本望です。

今後の目標

理想的には遅れている日本の医療を引っ張って行けるような診療を行いたいと思っています。
10年も20年も先に進んだ欧米の医療を参考に、良い所は取り入れ、日本の風土に合わないものは調整して、患者様にとって安心できる医療体制を構築していきたいです。
当院の診療方針をモデルケースとして、日本全国に輸出していくような仕組みを考えています。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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