Profile

安倍弘和

日本橋骨盤底診療所
所長

大阪医科大学卒業。卒業後大学病院で3年間勤務、大阪府済生会中津病院で2年間勤務、静岡済生会病院で11年間勤務。2014年、亀田総合病院泌尿器科 部長。2023年、日本橋骨盤底診療所 所長。

現在の仕事についた経緯

亀田メディカルセンターの泌尿器科部長として、全ての手術において、より良い技術を研鑽し提供してきました。その結果、手術件数は日本有数となりました。
手術で治療できる患者さんは一握りです。さまざまな医療が発展する中で、しっかりとした診断と知識を持って、最新の医療技術(手術、レーザー、磁器治療など)をたくさんの方に提供したいと思い、骨盤底診療の専門施設として日本橋骨盤底診療所を開設しました。

仕事へのこだわり

より良い手術技術によって患者さんの手術後の経過がより良く反映されるため、メスを握る以上、自分が納得できる手術技術を追い求めてきました。ご縁があり、上手い先生達に巡り会え、他に上手い先生達の話を聞けば率先して研修に行き、夢中で手術技術と習得に努めてきました。上司から言われた「医者はフットワーク!」という言葉も頭の中で言い聞かせていました。そのような事をきっかけに、新しい技術や知識に触れる機会が増えてきたように思います。
また、患者さんから学ぶ事(考えさせられること)も多く、断らない医療の実践は、自然に臨床能力を高めてくれたのだと思います。そして、“誘われたら断らない”という心掛けによって、自然に人と人とのお付き合いの中でのネットワークを形成できたのだと思います。
今振り返るとたくさんの人達に助けられている事を実感しています。恩返しプロジェクトの一つにしたいです。

そう思えるようになった
きっかけ

新人時代は知識も診療技術も低く、悔しい思いが強かったのですが、本当に良い先輩達、後輩達に巡り合い成長する事ができました。
そして、一緒に働きたいと扉を叩いてくれる若手がいることは、自分がやってきた事に賛同してくれていると感じる事ができます。
先輩達のバトンを繋いでいきたいという思いも背中を押してくれている気がします。

今後の目標

お陰様でたくさんの方々に応援していただき、また、たくさんの患者さんにも喜んで頂くことができていると思います。
もちろん駆け出したばかりで、至らない点も多いとは思いますが、当院のような診療所やクリニックが増えるような活動にも注力したいと思います。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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