もともと医療や健康に興味があり、小学6年生から雑種犬のミルクを飼い始めたことで、獣医師を志すようになりました。
小学生の卒業文集の将来の夢は「プロ野球選手」か「獣医師」と書いていましたが、プロ野球選手の夢は中学2年生になる頃には早々に破れてしまったので、獣医師一筋で頑張りました。
Profile
佐々木雄祐
さくらペットクリニック
院長
2008年3月、山口大学農学部獣医学科、外科学研究室を卒業。
大阪、広島(福山、東広島、三次)での勤務医を経て、2017年2月に高屋町にてさくらペットクリニックを開業。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
決まったやり方に固執せず、他の病院でのやり方、新しい手技など情報を集めて取り入れるようにして、改善を続けています。
基本的に動物は病院に来ると症状を隠してしまうので、自宅にいるときの様子(臨床症状)をしっかり聞き取って診断や治療の効果判定に活用しています。
何か検査をして数値を良くすることが目標ではなく、動物が元気になることを目標にしています。
そう思えるようになった
きっかけ
いくつかの動物病院で見学・勤務した際に、病院によって同じ疾患でも対処法が違うことを知りました。その中でよりシンプルに、効果の高い方法を採用しています。
もともと「数値を良くすることじゃなく、病気を良くすることが目標」ということは意識していましたが、近年、獣医療でも「臨床推論」という考え方が重要視されていて、「動物の症状を把握することが大事」という考えを強く意識しています。
もともと「数値を良くすることじゃなく、病気を良くすることが目標」ということは意識していましたが、近年、獣医療でも「臨床推論」という考え方が重要視されていて、「動物の症状を把握することが大事」という考えを強く意識しています。
今後の目標
治療効果の高い治療法を広めて受けてもらいたいです。
例えば、猫の難治性口内炎では、現時点では薬の治療は痛みをごまかすだけです。しかし、抜歯をしてあげるとほとんどの猫で痛みをほぼ無くすことができます。
フレンチブルドッグやパグといった短頭種の呼吸障害(短頭種気道症候群)も遅くないうち(4歳まで)に手術してあげれば、快適に生活できるようになります。
また、よりシンプルで効果の高い方法をデータにまとめたものを論文にして、他の動物病院でも採用されるように活動していきたいです。
例えば、猫の難治性口内炎では、現時点では薬の治療は痛みをごまかすだけです。しかし、抜歯をしてあげるとほとんどの猫で痛みをほぼ無くすことができます。
フレンチブルドッグやパグといった短頭種の呼吸障害(短頭種気道症候群)も遅くないうち(4歳まで)に手術してあげれば、快適に生活できるようになります。
また、よりシンプルで効果の高い方法をデータにまとめたものを論文にして、他の動物病院でも採用されるように活動していきたいです。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。