Profile

水野史之

医療法人社団 あいファミリー歯科
理事長/院長

北海道大学歯学部卒業後、札幌市内の総合病院の歯科部門、そこの住宅地のサテライト歯科診療所に3年半勤務。その後、出身地の旭川にて歯科医院を開業し、現在に至る。

現在の仕事についた経緯

『楽をする為になった歯科医が、天職となる』
中学時代、美術部で絵画や陶芸・七宝製作などに勤しんでいました。大人になってもそれを続けたかったので、それができる経済的な裕福さと時間に余裕のある職業として、歯科医師を志しました。
高校の担任は北大医学部進学を私に勧めましたが、医師は直接生死にかかわり激務でもあったので、“楽のできる歯科医師”になろうと北大歯学部にしました。
開業地については、大学生活6年間を過ごし、勤務もしていた札幌市を考えていましたが、両親の希望もあって出身地の旭川市に戻りました。
実際歯科医師になり開業すると、仕事の面白さや使命感に目覚め、もともと勉強好きだったこともあってセミナー三昧の生活になりました。これまで1億円以上を費やし学んできました。その甲斐あって、他の歯科医院ではできない治療を求めて、本当に遠くからたくさんの患者さんに来ていただける歯科医院になりました。
遠くの稚内からも冬道4時間以上もかけて通ってくださる方が何人もいますし、札幌から通院している人もたくさんいます。泊りがけでいらっしゃる方もいます。ありがたいことです。

仕事へのこだわり

他ではできない最良の診療と有益な医療情報の提供ができる歯科医院づくり。これを目指し、実現してきました。そして、現在は勤務してくれているスタッフ全員の幸福も目指しています。
私は歯科医師でありますが、歯科医院の経営者としてスタッフの生活を支える立場にもあり、これも重要な私の仕事です。
歯科診療においては、患者さんに苦痛を与えず、できれば心身に快適な医療の提供を心掛けています。明るい挨拶に始まり、常に説明を先んじて行っています。各種オリジナル模型や文書もかなりたくさん作っています。
そして、無痛的な麻酔技術、各種の治療。歯の神経を取らないで済ませられる深い虫歯治療。薬でさらに確実に治す歯周病治療。一番は、痛みや腫れがなくインプラント周囲炎の悲劇のないハートフルインプラント。他院で行ったインプラントに苦しんでいらっしゃるにもかかわらず、どこの歯科医院でも診てもらえないインプラント難民の方も受け入れています。
最新の高額医療用設備投資によってこれらを実現しています。歯科用CT2台。歯科用マイクロスコープ(治療用顕微鏡)3台、レーザー治療機3台、位相差顕微鏡、咬合分析装置など、高額医療機器をここまで揃えている歯科医院は、まずないと思います。
また、スタッフへの福利厚生にも力を入れています。
自分では実現できないもをの提供してあげるというモットーのもとに、院内女子旅、フランスパリやバリ島、オーストラリア旅行などいろいろやっています。
スタッフの実家には年末に毛ガニはじめ海産物の贈答。クリスマスには、各自が選んだクリスマスケーキと鳥の足配布、プレゼント交換品の補助など。大掃除の後には高級すき焼きセット2人前を持たせて帰しています。
スタッフ一人一人とのコミュニケーションを深めるために、お昼ご飯を提供しての個別ランチミーティングや、年末の大面談。毎朝の朝礼での各種発表なども行ってきました。
月に1回の環境整備デーも診療時間を削って行っています。
スタッフの負担軽減のため、診療室の毎日の清掃は専門業者さんに任せています。

そう思えるようになった
きっかけ

開業したては最新の歯科医療技術を習得していた自信がありました。
ところが、実際の臨床はそう生易しいものではありませんでした。特にM老婦人の一件は、私の歯科医師人生を大きく転換させる契機になりました。非常に難症例の上下総入れ歯の患者さんでした。一所懸命頑張ったものの、患者さんを満足させられる入れ歯を作って差し上げることができませんでした。
その時このM老婦人につぶやかれた言葉が以下のものです。
「先生、食べることも苦痛なこの状態で、私は生きていかねばならないのでしょうか?」
これには私もさすがに参りました。己の勉強不足を痛感させられました。
これを機に、私の猛勉強が始まりました。土日はセミナー受講や勉強会でつぶれました。子供の運動会や学習発表会にも参加したことがありませんでした。家庭が崩壊しそうになったくらいです。
しかし、経営者の勉強会に参加して学び、首の皮がつながりました。
それからは診療技術に加えて、人間としての学びが始められたのです。スタッフへの貢献もここから始まりました。
診療技術と心の学びの両輪によって、私の歯科医院経営は好転していきました。これらが人間関係が最良といわれる現在の診療室に繋がり、類まれな繁栄を招いているのです。
また、家庭も羨ましがられるほどになっています。

今後の目標

第一は、ハートフルインプラントの普及拡大です。
悲劇を招きかねない一般的なインプラントの前に、ぜひ当院のハートフルインプラントを知ってほしいのです。
私はこれまでに1711本以上のインプラントをしてきています。多くの方に喜んでいただけていることはもちろんですが、最大の自慢は、インプラントによる悲劇を起こしていないことです。とにかく患者さんとのトラブルがないのも、胸を張り誇れることです。少数ではありますが、実はインプラントによって後悔をしている方が他院からいらっしゃいます。
また、奥歯がないことで転倒リスクが高まり、早死にしてしまうこともあり、インプラントによって防げる知識の普及も急務です。しっかりと噛めないことは、認知症にもつながり、食べやすいものの偏食は、うどんなどの炭水化物摂食過多から肥満を招きます。
こうしたことも是非知ってもらい、楽で安価なハートフルインプラントにしてもらいたいと考えています。
また、スタッフを更なる幸福へといざないたいですね。
人間的な成長を支援し、医療人としてばかりではなく、今の幸せを実感できるようにしてあげたいです。今年はイタリア女子旅を計画しています。
ゆったりとした診療も実現したいところですが、患者さんが多すぎてなかなか難しそうです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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