Profile

井藤尚文

医療法人社団斗南堂
理事長

昭和61年に帝京大学医学部を卒業後、平成2年まで同大学病院にて外科診療に従事。同大学に勤務する傍ら、東京都老人医療センターでも外科医としてのキャリアを積む。平成2年4月に“働く人を応援する”をコンセプトに夜間診療をスタート。加えて平成6年まで板橋中央総合病院に勤務。同年に、医療法人社団斗南堂八王子クリニックを開院。少子高齢化など社会問題と密接している高齢化社会における治療に携わるため、平成17年にシルバーヒルズ八王子と八王子クリニック新町を開院。その後、令和5年1月に新宿区に八王子クリニック新宿を開院し、現在に至る。クランプトレーザー法については商標登録をし、術数は都内でNo1を誇る。

現在の仕事についた経緯

医者になったきっかけは外科医出身の自分の父親が医者であったことからです。尊敬する父親の背中を追いかけるべく、医者になりました。
父親の存在が大きく、必然的に医者になろうと思い、自然の流れで同じ道を辿ることを決意し、今に至ります。

仕事へのこだわり

世の中に必要な物を提供するための方法として、医療を通じて社会貢献に繋がるようにしています。
医療を通して、何ができるのかを日々考えて行動していく中で、大事にしていることが「働く人を応援する」という理念です。
そこで今一番注力しなくてはならないことが、2点あります。
1つ目は高齢化社会における高齢者の居場所と医療について、2つ目は働く世代の健康についてです。とにかく短時間で全身のメンテナンスを行うことを徹底しています。
そして医療をもって何が一番役に立つのかを日々研究しています。 特に、肛門の分野においてはスペシャリストとして術数をこなし、徹底的に痔の手術を研究し、患者に負担をかけないようにしています。新たな術式を取り入れ、通常、入院や治療に10日ほどかかるところを1日で終了できるようにしました。
特筆すべきは、クランプトレーザー法という術法です。すでに都内でトップの術数をこなしていますが、これは、患者に負担をかけない従来にない術式であり、商標登録も行いました。今後はこの施術内容を更に発信していきたいと思っています。
また、健康が重要視されている中、病院にいけない世代に対して、スピーディーに全身を管理できるような最新機器を設備しています。そして高齢者に寄り添うため、シルバーヒルズ八王子を開院し、“医療と介護と家族が近くにあること”をモットーに、医療としてやれることを粛々と行っています。
今後も必要としている人がすぐにでも頼れるドクター、クリニックとして成長していきたいと思っています。加えて、多くの人にどんなことをやっているのかを知ってもらえるように認知も広げていきたいです。

そう思えるようになった
きっかけ

超高齢化社会が今の日本では大きな問題となっています。
社会の構図を変えるという意味では、政治一つでも、お年寄りのためという社会になってきています。
成人年齢の引き下げも進んでいる中で、私には何ができるかを考えた時に、一つでも社会での不安を解消するための一端を担っていきたいと思いました。
そこで、医療と介護を密接にし、また働く世代にも健康へ注意を向けてほしいという思いで、クリニックをスタートしました。

今後の目標

前に進む勇気を持つこと。成長し続けていくために必要なのは向上心です。
そこで印象的な言葉として、2つあります。
1つ目が、ナンバーワンよりオンリーワン。一番上を目指す向上心を奮い立たせてくれる言葉です。
2つ目が、一番である必要があるのか、二番ではダメなのか、という言葉です。一番を目指すために勇気と向上心を持って、人の役に立つようなことを自分たちで見出していくことが重要です。
やはり大事なのは向上心と立ち向かう勇気と挑戦心だということを、これから医師を目指す若者のみなさんに届けていきたいです。

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

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