救急医としての業務に従事しながら、個人的に予防医学や抗加齢医学の研鑽する日々を過ごしておりました。そんな中で、自分の子育てや周囲のお子様やご家族と関わる中で、発達障害のお子様の事で悩んでいるご家族の多いことと、相談できる場所の少ない事に気づくようになりました。
少しでもお子様やご家族の助けになればと、2015年から発達支援外来を立ち上げ発達障害のお子様とご家族の支援にあたっています。
Profile
池田勝紀
アイデス・クリニック
院長
聖マリアンナ医科大学卒業。救命救急センター等で初期臨床行い、国立国際医療研究センターで呼吸器外科レジデントとして研修を行う。その後聖マリアンナ医科大学救命救急センターや船橋市立医療センター救命救急センター等で救急医としての診療にあたりつつ、統合医療や抗加齢医学の研鑽を行なっていた。自身の子育ての経験から2015年満尾クリニックで発達障害児童を対象とした発達支援外来を開始。その後、発達障害児童と家族を支援するために2018年に児童発達支援・放課後等デイサービス キッズプレイスたかなわだいとアイデス・クリニックを開設し現在に至る。共著に「発達障害の内科的治療の手引き」がある。
現在の仕事に
ついた経緯
仕事へのこだわり
基本的に患者さんに有用な、科学的根拠のある対策を単独ではなく、複数まとめて行い改善する確率を高めていくことを心がけています。
ですから、基本的にリスクが少なく効果が高いと考えられる方法は、積極的に取り入れています。
また、患者さんだけでなくそのご家族や周囲を取り巻く社会環境まで考えるようにして診療にあたるようにしています。
そう思えるように
なったきっかけ
救急医として、敗血症などの重症患者の集中治療を行うことが良くあります。
集中治療を行う上でバンドルという言葉がよく使われます。
バンドルとは、“bundle(束)”のことで、科学的根拠のある対策を単独ではなく、複数まとめて行うことにより、最良の対策をとることです。
日常的にこのバンドルという概念に触れているうちに、この考え方が私の行動原理の基本となりました。
集中治療を行う上でバンドルという言葉がよく使われます。
バンドルとは、“bundle(束)”のことで、科学的根拠のある対策を単独ではなく、複数まとめて行うことにより、最良の対策をとることです。
日常的にこのバンドルという概念に触れているうちに、この考え方が私の行動原理の基本となりました。
今後の目標
より発達障害のお子様とご家族の支援する質と幅の向上を目指していきます。
そのためには、医師としては、より臨床能力向上や治療法の研究に励み、支援者としてはより包括的にお子様やご家族を支援するサービスの拡充を考えており、新規プロジェクトを計画しており来年度には、新規サービスの試験運用開始を目指しております。
そのためには、医師としては、より臨床能力向上や治療法の研究に励み、支援者としてはより包括的にお子様やご家族を支援するサービスの拡充を考えており、新規プロジェクトを計画しており来年度には、新規サービスの試験運用開始を目指しております。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。