子供の頃は体が弱く喘息や風邪で1年のうち1/3は幼稚園を休んでいました。幼心に当時注射してくれた先生の事を覚えています。
小学生になってからも1日中、細かい絵を描いたり、レゴで飛行機や船を作ったりして遊んでいました。不思議な事にプラモデルには興味がありませんでした。今思うと自分で創造する事が好きだったのです。
このような経験があったので、将来については病気で困っている人を治したいと考えるようになり、中学3年の担任の先生に相談して医師になることを勧められたので目指すようになりました。
内科医も良かったのですが、もともと絵を描く事や工作など手先を使うことが好きだったので脳外科医になりました。おかげで今でも手術中に予想しない事態が起こっても、無事に成し遂げる事ができることには感謝しています。
またその当時、脳疾患に対する治療方法が日々進歩していて、特に手術では顕微鏡が導入され、検査機器もCT、MRIが開発されて脳を可視化できるようになりました。
研究面でも脳には未知の領域がたくさんあり、興味があった事も脳外科医を志した理由の一つです。
Profile
淺田英穂
吉祥寺脳神経外科・内科
クリニック
院長
1984年 慶應義塾大学医学部卒業。卒業後、慶應義塾大学病院外科研修医。
1985年 済生会神奈川県病院脳神経外科勤務。
1986年 国立東京第二病院脳神経外科勤務。
1987年 慶應義塾大学医学部脳神経外科助手。
1991年 慶應義塾大学医学部生理学教室助手。
1992年 米国ニューヨーク州立大学バッファロー校脳神経外科留学。
1994年 国立岡崎共同研究機構生理学研究所助手。
1997年 東京都済生会中央病院脳神経外科医員。
2009年 東京都済生会中央病院脳神経外科部長。
2023年 吉祥寺脳神経外科・内科クリニック開院。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
慶應義塾大学医学部を卒業後、外科研修医を経て慶應義塾大学医学部脳外科に入局しチーフレジデント終了後、1992年から2年間は米国ニューヨーク州立大学バッファロー校脳外科へ留学しました。
帰国後は国立岡崎共同研究機構生理学研究所でGABA合成酵素GADのノックアウトマウスを世界ではじめて作成し、米国誌に発表。
1997年に東京都済生会中央病院へ就職。脳腫瘍、脳卒中、頭部外傷、水頭症などの患者さんの診療を行ってきました。
東京都済生会中央病院は脳卒中センター、救命センターを開設しているので重症の患者さんが日々救急車で運ばれてきては治療に専念しました。
「一人ひとりの患者さんに信念を持って治療すること」が私のモットーです。
諦めずに最善を尽くすことこそが大切だと思っています。開業する前まで手術では自ら執刀していましたし、開業した今でも患者さんに対する気持ちは同じです。
そう思えるようになった
きっかけ
病院勤務時代に脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳卒中で運ばれてきた患者さんを診て気がついた事がありました。それは高血圧、糖尿病、高脂血症、不整脈があるのに治療をせず放置してきた結果、脳卒中になった患者さんがほとんどだということです。
脳卒中は治療しても残念ながら麻痺などの後遺症が残ってしまう場合もあり介護が必要となってしまいます。30年以上脳外科医として脳卒中という最終段階を見てきたからこそ、生活習慣病の治療が大切だと思いました。生活習慣病を内科医とは違う脳外科医の視点で治療したいと思ったことが開業した理由です。
また頭痛やめまい、しびれ、ふらつき、けいれんなど症状のある方は、すぐにCT検査を受けられるので気軽に受診していただきたいと思います。
脳腫瘍や脳卒中の早期発見、早期治療につながります。歳をとれば誰でも認知症の心配が出てきます。CTでの脳萎縮の有無によりアルツハイマー型認知症なのか、あるいは多発性脳梗塞があれば脳血管性認知症なのか、長谷川式知能検査を併用して診断、治療を行っています。
お子さんや高齢の方の転倒など頭部打撲や頭のけが、創の処置、CT検査も行っています。
今は人生100年と言います。
これは医師にとっても同じで、私には終活や老後という考えはなく、いつまでも働くことが認知症の防止や健康年齢の維持に重要だと思います。
クリニックを開業したことで地域の皆様や患者様の役に立つ事ができ、さらに自分自身にとっても有意義な人生を送ることができるのではないかと考えています。
脳卒中は治療しても残念ながら麻痺などの後遺症が残ってしまう場合もあり介護が必要となってしまいます。30年以上脳外科医として脳卒中という最終段階を見てきたからこそ、生活習慣病の治療が大切だと思いました。生活習慣病を内科医とは違う脳外科医の視点で治療したいと思ったことが開業した理由です。
また頭痛やめまい、しびれ、ふらつき、けいれんなど症状のある方は、すぐにCT検査を受けられるので気軽に受診していただきたいと思います。
脳腫瘍や脳卒中の早期発見、早期治療につながります。歳をとれば誰でも認知症の心配が出てきます。CTでの脳萎縮の有無によりアルツハイマー型認知症なのか、あるいは多発性脳梗塞があれば脳血管性認知症なのか、長谷川式知能検査を併用して診断、治療を行っています。
お子さんや高齢の方の転倒など頭部打撲や頭のけが、創の処置、CT検査も行っています。
今は人生100年と言います。
これは医師にとっても同じで、私には終活や老後という考えはなく、いつまでも働くことが認知症の防止や健康年齢の維持に重要だと思います。
クリニックを開業したことで地域の皆様や患者様の役に立つ事ができ、さらに自分自身にとっても有意義な人生を送ることができるのではないかと考えています。
今後の目標
私が小さい頃から住んできたこの地に2023年6月クリニックを開院しました。セカンドキャリアの始まりです。ちょうど済生会中央病院に25年いたので、この先25年はクリニックで仕事をしたいと思っています。
地域の皆様がずっと健康で過ごせますように、また頭痛やめまいなどある方が不安なく仕事や生活ができますように、すぐにCTで脳を調べて診療しています。
動脈硬化検査(血管年齢)検査、レントゲン、心電図、血液検査も行っています。JR中央線吉祥寺駅、西荻窪駅、京王井の頭線三鷹台駅、井の頭公園駅から徒歩圏内で、駐車場も2台あります。
地域の皆様の「かかりつけ医」として総合的に健康をサポートさせていただきますのでお気軽にご受診下さい。
地域の皆様がずっと健康で過ごせますように、また頭痛やめまいなどある方が不安なく仕事や生活ができますように、すぐにCTで脳を調べて診療しています。
動脈硬化検査(血管年齢)検査、レントゲン、心電図、血液検査も行っています。JR中央線吉祥寺駅、西荻窪駅、京王井の頭線三鷹台駅、井の頭公園駅から徒歩圏内で、駐車場も2台あります。
地域の皆様の「かかりつけ医」として総合的に健康をサポートさせていただきますのでお気軽にご受診下さい。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。