私自身、先天性の心疾患を持って産まれまして、1歳9ヶ月の時に心臓の手術を受けました。定期的に病院へ通う中で医療というものを身近に感じ、医療の道を志しました。
自分が心臓の手術をしたこともあり、診療科は心臓血管外科を選択しましたが、外科専門医と医学博士を修得後、友人の誘いで美容クリニックに携わりました。その際に糸リフトをされた患者様の喜ぶ姿や笑顔が印象的で、直接感謝していただけることにもやりがいを感じ、美容医療の道へ進むことにしました。
美容業界に携わる中で、よりお客様に満足していただけるようなご提案をしたいという思いが強くなり、渋谷で美容クリニックを開業いたしました。
片岡紘士
L'amour clinic Tokyo
院長
昭和大学医学部卒業。臨床研修終了後、昭和大学心臓血管外科にて8年間勤務医を務める。2023年にL'amour clinic Tokyoの院長となり現在に至る。
現在の仕事についた経緯
仕事へのこだわり
顧客満足度が一番重要だと考えています。美容外科の認知度はここ数年で一気に高まりましたが、実際に施術を受けることへまだ抵抗を感じているお客様もいらっしゃいます。その原因としては、金銭的な問題や施術への不安などが挙げられます。
美容医療は決して安くありませんので、「高い料金を支払って失敗したらどうしよう」といった不安を抱えている方もいるかと思います。そんな中、当院を選んでご来院いただいたからには施術や接客にご満足いただき、「ここに来て良かった」と思っていただくことが何よりも重要です。その顧客満足度を上げていくためにこだわっているのは「洗練された技術」と「接遇」です。
ひとえに唇のヒアルロン酸といっても、ぽってりしたほうが好きな人もいれば、薄い中でも整っているほうが好きなお客様もいらっしゃいます。このように同じ施術でもデザインの好みは様々です。1人1人に寄り添い、全てのお客様の理想を叶えるために、自分のこだわりだけはなく他の医師とも定期的に意見を交換しながら日々勉強をすることで技術を高めております。
また、当院では一丸となり一番注力している点が「接遇」です。お客様の人生に夢や希望をもたらせるのが美容医療です。目の前のお客様にとって最善の施術をご提供するために、カウンセリングではお客様のお悩みや理想について、寄り添いながら細部まで聞いていきます。
クリニック内では心地よく過ごしていただくために、医師・看護師・受付スタッフ全員が笑顔で丁寧な接客を実施しております。小さな心遣いを忘れずに、お客様の大事なお時間とお金をいただいていることを意識して、価格以上のものをご提供するよう心掛けています。
そう思えるようになった
きっかけ
以前は美容と聞くと大きな外科施術のイメージを持たれていた方も多かったかと思いますが、現在では皮膚科など肌治療も主流になり美容を身近に感じる方が増えています。年代も学生から50歳以上と様々で、最近では美容に関心を持たれる男性も増えたことで、より幅広い方が美容クリニックを利用しています。
仕事の合間に来られるお客様やお子様のいるお客様、遠方からお越しいただくお客様など様々な背景をお持ちのお客様がいらっしゃいます。限られた貴重な時間を割いてお越しいただいたからには、無駄な時間を減らし、カウンセリングや施術をしっかりと受けていただきたいと考えてコストパフォーマンスにも力に入れるようになりました。
そして、効率を意識することでお客様との時間が少なくならないようにし、お客様のご希望をしっかりと伺う丁寧な接客を心掛けています。
今後の目標
この1年でラムールクリニックを多くのお客様に知っていただくことができましたので、2年目はよりお客様ファーストな店舗を目指していきたいと思います。
当院は再来院いただいているお客様も多く、1年で10回以上ご来院いただいているお客様もいらっしゃいます。多くのお客様からご愛顧いただいたことに感謝し、ラムールクリニックを広げてくださったお客様へ恩返しができるような満足度の高い技術と接客を目指していきたいです。
お客様の理想を実現するために治療の幅も広げていきたいと考えております。
※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。